2019年10月26日(土)
なにかしら
深刻に思い悩むような 物事は
考えている間も無く
ドタバタと 展開した方が
意外と あっさり
済んでしまうことも ある
詳しいことの始まりは
昨日のつぶやきを 読んでください
今日は 普通に
17時過ぎに 新宿で仕事を終えて
19時頃 気まぐれに
地元の古着屋に 立ち寄り
めずらしく
チビの自分にぴったりの
茶色の ハーフコートを見つけ
買おうか 買うまいか
買おうか 買うまいか・・・
散々悩んで 買っちゃいました
帰り道
いい買い物したな〜♪
と 陽気な気分で 家に着くと
玄関には 父のスリッパが
揃えて 置いてありました
あ 父さんは 出かけているんだ
母「おかえり〜」
僕「ただいまー」
母「今 見てたところよ」
僕「え? 何を?」
母「ドラマを」
わーーーーーお(心の叫び)
ま まさか・・・
もう見始めていたとは・・・
想定外でした
明日とか 明後日じゃなかったんだ
心の準備 できてないんだけど
平常心 平常心・・・
僕「あ そうなんだー ほー」
そう言って カバンから
弁当箱やタンブラーを出して
いつものように キッチンで洗う 僕
今 ここで
自分から薦めたドラマについて
何も触れないのは
とっても不自然である
そう思った僕は
もう 全ての段取りをすっとばして
僕「見て おわかりのように
僕と柴犬も あんな生活を
ずっと 送ってきたわけですよ」
精一杯の 平常心の発言です
母「そうなの・・・
なんか 似てるなぁって思った」
やっぱり・・・
母も 平常心を装っているのである
そんな会話をしながら 母は
僕の晩御飯を 用意してくれて
再び ドラマを見始めた
2話目に入ったところだった
確か 3話目は
シロさん(主人公)が
実家に帰るストーリーで
シロさんの両親が ビミョーに
ゲイというものを 理解しながらも
勘違いしている というシーンがある
父さんが 帰って来る前に
そこまでは 見てもらいたい
そう願いながら
僕「ごちそうさまー」
と 食事を終えて 食器を洗い
2階の 自分の部屋に逃げ込んだ
これって 正式なカミングアウト
だったんだろうか・・・?
でも 絶対に母は 理解している
傷つけなかっただろうか・・・
急に不安になっていないだろうか・・
このことを 母が 父に
隠すのか 相談するのか
それは 母の判断に委ねようと思います
人生は 喜劇である
正確には チャップリンは
「人生は近くで見ると悲劇だが
遠くから見れば喜劇だ」
と言ったんだそうです
僕の人生は 近くで見ても
悲劇ではないんだけどなぁ・・・
明日は 茶色のコートを着て
柴犬に 会いに行きます